今回は、AIR FORCE(エアサス)の修理です。
症状としては、「エアサスを上げた状態にして放置しておくと半日から1日位で、フロント左側のみ車高が下がる」です。
正常な場合は、エアサスを上げた状態にしていてもほとんど車高が変わることはありません。
なのでどこかでエアーが漏れているのですが、損傷によるものなのか?取付のフィッティングなのか?エアーはどこからでも漏れる可能性があるのでまずは点検(故障探求)!
当店の場合は、まずエア漏れ(左前)プレッシャーセンサーシステムのエアー出口をエアバックにエアー圧をかけた状態で封鎖します。
この状態で車高が下がれば、エアバック又はホース異常、下がらなければプレッシャーセンサーシステムのエアー出入口又は内部と特定出来ます。
今回は後者の状態だった為、出入口のエア漏れをチェックしてみましたが異常無し!なので内部と言うことになります。
オーバーホールしてみると、エアバック内から出た細かなゴム(砂より細かいゴム)が付着しておりバルブが完全に閉まらないためエアーが漏れてました。
清掃にて修理完了です^_^
基本的には、長時間お車を動かさない時は車高を全下げにせず、エアバック内にエアーを入れておくことをお勧めします。
今回のように車高が下がったりしていれば早期発見につながるし、エアバックにも亀裂が入りにくくなるのでお勧めです^_^